勝手に更新される毎日

六本木で働くサラリーマンのブログです。やめてくれ、待ってくれと言っているのに、1日1日が勝手に過ぎていきます。

「座右の銘」が必要になる時

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小室圭さんが一般人から一躍時の人となり、メディア対応などいろいろ大変そうだなぁ、と思っていたところ、先日の記者会見でこんなやりとりがあったようだ。
 
記者:好きな言葉ですとか、座右の銘があればお聞かせください
小室さん:それについては、今は申し上げることはできませんので、控えさせていただきたいと思います

 

「今は言えない」という言葉には、
  • どうして“今は”言えないのか?
  • いつになったら言えるようになるのか?
  • 言えない座右の銘とは、いったいどのようなものなのか?
  • 「言えなかったものがあるタイミングから言えるようになる」とは、いったいどういうことなのか。座右の銘を発表するにもいろいろ各所との調整が必要になってくるのだろうか。
  • それとも、座右の銘まで与えられたものを使わなければならないような立場になってしまったのか。
など、様々な疑問や憶測の余地があり実に味わい深い言葉であるが、実際、俺が同じ立場に置かれたとして(これは「眞子さまと婚約したとして」という妄想と同義であり、そう思うと常軌を逸しているが…)、同じ質問をされたら即座に答えられるかというと、そうはいかないだろう。
なぜなら、普段俺が座右の銘を意識して生活をしていないからである。
 
しかし、小室さんがそうであったように、俺だって世の中での知名度が一夜にして0%から100%になることも全くない話ではない。
そんな場面に備えて、俺も座右の銘を考えておくべきだという考えに至った。
 
現代人の悪癖のひとつだが、座右の銘を考えようと思うと、条件反射的にインターネットで検索をしてしまう。
すると、出るわ出るわの「おすすめ座右の銘30選」の類のまとめ記事。
これまで数々の先人が発表しており、今から自分の座右の銘を考えようとする人にとっては、「カタログから選ぶだけ」感覚で手軽にマイ座右の銘を持つことができるようになるのだ。
 
ちなみに、「座右の銘」とは

いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句。(大辞泉

という意味である。

 
さて、俺もカタログから選ぶのでもよいのだが、折角の天から与えられた機会であるから、100%オリジナル、DIY精神あふれた自作座右の銘にしたい。
選ぶなんていつでもできる。
 
まず必要となるのは材料となる概念である。
俺は普段どういう思想信条で生きているか、それを抽象化、概念化、言語化し、一言でバシッと伝わる機能的かつクールな座右の銘を作り上げるのだ。
 
そこで、俺は普段何を考えていたか、思い返してみた。
 
・・・
 
麻雀したい
寝たい
本を読みたい
めんどくさい
酒飲みたい
ダム見たい
宝くじ当てたい
尊敬されたい
おっぱい揉みたい
不労所得がほしい
 
どれもこれも、座右の銘として明かすには恥ずかしい、カスみたいな概念というか、ただの欲求であって、このアプローチでは何年かかっても座右の銘には到達することはない。
 
ここから異なる手法を考えてみたが、すでにカラッカラになるまで全力で絞りきった雑巾を再度絞ったからといって何も出てこないのと同様に、俺の発想は先のカスみたいな概念の羅列ですでに枯渇、 いくら考えてもなかなか思いつかず、このままでは俺の座右の銘もなし、このブログも没になってしまうので、「今年の目標は、座右の銘をつくること」として、とりあえずは終わりにしたいと思う。