勝手に更新される毎日

六本木で働くサラリーマンのブログです。やめてくれ、待ってくれと言っているのに、1日1日が勝手に過ぎていきます。

俺も昔はかわいい子供だったと判明した

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俺は物を覚える能力が低い。
名刺交換をした1分後にはその人の名前を忘れているし、今日の昼に何を食べたかなどは当然覚えていない。
それどころか、俺には10歳より前の記憶がほとんどない。
 
テレビでお笑い芸人が幼少期のエピソードを披露して笑いをとっていたり、何かの本で著者が「現在の価値観は幼少期のころに構築されて、それがあっていま大成功を収めています」といった話を書いているのを読んだりすると、小さい頃の記憶が失われていることを口惜しく感じていた。
 
昔の記憶を取り戻すにはどうすればいいのか。
写真や映像、文章など、当時の様子がわかるものを見返せばいいのではないか。
そう考えた俺は、前回の年に1度の帰の際、親に幼少期の写真をもらうようにリクエストした。
 
パソコンとか機会が苦手だったはずの両親は、最低限の知識を最大限活かして写真をデータ化しており、スムーズにデータを受け取ることができた。
写真は0歳のころから12歳くらいのころまでのもので、200枚ほどあった。
この歳まで自分の昔の写真を見たことがないのもおかしな話だが、それ以上にはるかにおかしな話だったのが、200枚の写真を見てもなお、一切の記憶がよみがえらないことである。
おそらくだが、すべての記憶が残っている人であれば、200枚の写真をすべて見るには相当の時間がかかるはずだが、俺は常に「これいつだろうわからん」「これ何の時?わからん」「この横にいる子だれだろう?知らんけど」といった感じなので、すぐに見終わってしまった。
 
ただ写真集からひとつわかったことが、どうやら俺は10歳を迎える前くらいまでは、明るく無邪気でかわいい子供だったようだ。
それはもう、今のような仕上がりが想定できないくらいに。
であれば、10歳くらいのころに人格形成に影響を与える何かしらの出来事があったのだろうと考えるのが自然だ。
しかしそれが何だったのかがわからない。
親に聞くのも気恥ずかしいし、たぶん親もそれが何かわからないだろうし、もはや迷宮入りである。
謎を解明しようとしてした行為が、逆に謎を深める結果となった。
俺に限らずどんな人でも、たとえどんなクズであっても人でなしであっても、子供のころは無垢だったはずで、今その人がクズであり人でなしなのは何らかの外部要因に起因するものだろうから、その人自体を恨んだり憎んだりしてはいけないのだ。