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勝手に更新される毎日

六本木で働くサラリーマンのブログです。やめてくれ、待ってくれと言っているのに、1日1日が勝手に過ぎていきます。

俺の家の周辺で火事が集中しているという謎について

いまの家に引っ越して1年半が経つ。
 
俺は18歳の時に上京して、それから15年の間に7回の引っ越しをするくらいにはあっちこっちに居住した経験があったが、今の家に住み始めて1ヶ月ほどが経過した時、あることが気になった。
 
「このあたりの火事発生頻度は異常だ」
 
というのも、消防車の出動回数が尋常ではないのだ。 
家の近辺にいる時間だけでも、週に1回は消防車が出動を主張するサイレン音を聞いた。
これまで住んでいた場所ではこのようなことはなかったので、どうしてこのあたりだけこんなに火事が多いのだろうか。江戸時代かワレ。と、サイレン音にひとりツッコんでいた。
 
しばらくの間、この謎は解けることはなかったが、ある夜、いつも使っている駅の隣駅近くにある店で酒を飲んだ後に、「ひと駅くらい歩いて帰ったろか」と思い家まで歩いていると、家の近くのある建造物から消防車が今まさに出動しようとしているところを目撃し、俺は気がついた。
 
つまり、家から徒歩2分のところに消防署があり、求められればそこからありとあらゆる場所へ消防車は向かうから、俺は頻繁にサイレン音を聞いていたのであって、家の近くで火事が多発しているわけではなかったのだ。
そこに消防署があることは前から知っていて、それにも関わらず「うわ、この辺めっちゃ火事多いな」などとのたまわっていた俺はなんて愚鈍なのだろうかと己を嘆いたが、 「灯台下暗し」というように、こういうことは案外気がつきにくいものである。
自宅周辺が火事集中エリアでなくて、また、現代が江戸時代でなくてよかった。
 
六本木の蔦屋書店の入口すぐには、「自分らしく生きてキラキラした女性になって人生すべてうまくいくための方法」みたいな内容の本が500冊くらいある。
というか、平積みになっている本はほぼすべてがそんなテーマだ。
俺が普段よく行く本屋では、競馬で収益を上げるための方法を紹介している本や、マッキンゼーの超一流コンサルタントの仕事術を二流三流の人にも模倣できるように感じさせる本、全裸の女性の写真がたくさん載っている本、漫画本を中心に取り扱っているから、この偏りは明らかに異様である。
 
また一度だけ入ったことのある信濃町駅すぐの本屋では、池田大作という人物を称える本がやたら多く置かれていた。
俺はこの人物を知らないのでよくわからないが、この偏りもまた特異である。
 
2年ほど前、観光で北朝鮮を訪問したことがある。
平壌の本屋では、販売されている書籍の9割が金日成金正日親子の著作だった。
文才は遺伝するのだろうか。
 
世の中にはまだまだ謎なことが多く、興味深い。